陸上女子やり投げでパリ五輪金メダリストの北口榛花(26)が、16日、五輪とダイヤモンドリーグ(DL)ファイナルを終え、羽田空港に帰国した。帰国会見では、森永製菓から、やりの形をしたハイチュウなどの詰め合わせをプレゼントされ、北口は「(本物の)やりより重いですけど」と発言し、報道陣を笑わせた。
笑顔で迎えられた凱旋帰国
日本全国からの熱い応援を受けて、この日は特に多くのファンとメディアが空港に集まり、彼女を待ちわびていた。北口は、応援してくれた人々に感謝の意を表しながら、「無事帰ってきました!応援ありがとうございました!」と笑顔を見せました。
パリ五輪の栄光と新たな挑戦
北口榛花選手は、8月のパリ五輪で陸上日本女子トラック&フィールド種目として初めて金メダルを獲得する偉業を成し遂げました。この成功は、2004年アテネ五輪の男子ハンマー投げ・室伏広治や、女子マラソンの野口みずき以来、20年ぶりの快挙です。
年 | 大会 | 競技力 | メダル |
---|---|---|---|
2023 | パリオリンピック | やり投げ | 金メダル |
2023 | ダイヤモンドリーグ | やり投げ | ゴールド |
2024 | 東京世界陸上 | – | 期待大 |
データ出典: 日本陸上競技連盟
北口選手は、パリオリンピック後、拠点のチェコに戻り、14日には世界最高峰のシリーズであるダイヤモンドリーグファイナルにも出場しました。最終投で今季最高の記録を出し、日本勢初の2連覇を達成しました。
参考動画
森永製菓とのサポート契約
今回、帰国会見に際して贈呈されたハイチュウは、森永製菓の特別なプレゼントであり、やりの形をしたケースに詰め込まれていました。北口選手は、昨夏の世界選手権で「ハイチュウ2タイムズ」と発言し、これは後に多くのメディアで話題となりました。このことがきっかけで、彼女は森永製菓とのサポート契約を結ぶことになります。
■ハイチュウプレゼント内容
- 手渡された一般的なハイチュウ
- やり型ケースに入ったハイチュウ
- ハイチュウ三昧セット(リュック付き)
北口選手は、この特別なプレゼントを受け取ると、「果たしてこれがあっているのか」と持ち方に迷いながらも、ポーズを取る姿がかわいらしく映りました。
地元・旭川への思い
記者会見では、北口選手が地元・旭川での楽しみについても語りました。「帰ってラーメンを食べたいですし、お寿司など北海道の美味しいものを食べられたらいいなと思います」と語り、地元の食文化への愛情を示しました。
また、10月には出身地の旭川でパレードが予定されており、「どんな風になるのか想像もできず、とても楽しみです」と期待を寄せていました。
食べてみたい北海道の名物リスト
- 旭川ラーメン
- 海鮮寿司
- ジンギスカン
- 大豆の豆腐
北口選手は、これからのシーズンに向けた意欲とともに、食への期待を胸に抱いています。
将来の目標と夢
北口選手は、20XX年東京での世界陸上やアジア記録更新へ向けて、さらなる挑戦を続ける意欲を示しています。「ひたすら悩み続けてもがき続けたシーズンだったので、これからも精進していきたいです」と語り、自身の成長に期待を込めていました。
まとめ
北口榛花選手の帰国は、彼女の成功と日本陸上界にとっても重要な瞬間でした。ハイチュウのサプライズや、地元への帰還、そして将来の目標に対する決意は、多くのファンに感動を与えました。これからの彼女の活躍に期待しましょう!