池江の完全寛解！アスリートたちが期待を寄せる瞬間

2024年9月25日、競泳選手の池江璃花子は自身のInstagramにて、2019年に発症した急性リンパ性白血病が完全寛解したことを報告しました。「移植後5年が経ち、本日完全寛解を迎えました！」と喜びを語った池江選手。この投稿には、多くのアスリートが反応し、SNSが祝福の声であふれました。

完全寛解とは？

寛解とは、病気の症状が一時的に軽くなったり、消えたりする状態を指しますが、完全寛解はその状態が持続し、検査でも異常が見られなくなったことを意味します。池江選手の場合、急性リンパ性白血病の完全寛解に至るには、以下の条件が満たされる必要があります。

状態	説明
病状が安定	患者の症状がなく、日常生活が可能な状態です。
検査結果が正常	血液検査やその他の医療検査で異常が見られません。
白血病細胞の割合が5%以下	骨髄の中で白血病細胞の割合が非常に少ないことが求められます。

池江選手は、この状態を維持することで、今後のリスクを低減できる可能性があります。

池江選手は、2016年のリオデジャネイロオリンピックでは100メートルバタフライで5位入賞を果たし、世界の舞台でその名を轟かせました。しかし、2019年に急性リンパ性白血病を発症し、約10ヶ月の治療を余儀なくされます。その後、東京五輪、パリ五輪に出場し、顕著な回復を見せました。

年	大会名	種目	獲得メダル
2016年	リオデジャネイロ	100mバタフライ	5位
2021年	東京オリンピック	リレー	出場
2024年	パリオリンピック	400mメドレーリレー	5位

池江選手は、闘病中のつらい経験をInstagramで赤裸々に語りました。「退院してからの生活は想像以上に大変で、精神的にも苦しい時期もありました。」と記し、5年間の闘病生活がいかに困難であったかを伝えました。

池江璃花子の報告に対し、パリオリンピックで活躍した選手やプロ野球選手など、数多くのアスリートがSNS上で祝福しました。中でも、柔道の阿部詩選手や、バレーボールの石川祐希選手、レスリングの吉田沙保里選手など、名のある選手たちが「いいね」を送り、励ましの言葉を寄せました。

選手名	コメント
阿部詩	「素晴らしいニュースですね。今後の活躍を期待しています！」
石川祐希	「おめでとうございます！！心から祝福します！」
吉田沙保里	「池江さんの強い気持ちに感動しました。応援しています！」