那須川天心がボクシングで初タイトル獲得！「来年は世界へ」

初タイトルの天心が、ボクシングのWBOアジアパシフィック・バンタム級王座を獲得しました。彼は、2024年10月14日、東京・有明アリーナで行われた試合で、フィリピンのジェルウィン・アシロを3-0の判定勝ちで破り、プロボクシング転向からわずか5戦目での初戴冠を果たしました。

試合の詳細

ラウンド	那須川天心の動き	アシロの動き	特徴
1R	ジャブを使い距離を取る	低い構えで右ストレートを狙う	互いに様子見の段階
2R	左ボディストレートを打つ	前に出て右を打ちに行く	那須川が徐々にリズムをつかむ
3R	カウンターを取る	右ストレートを繰り出す	接近戦ながらも那須川がヒットする
4R	ジャブから左ストレート	右アッパーを放つ	那須川が優位を保つ
5R	左ボディが決まる	反撃も強い	那須川がポイントをリード
9R	左ストレートでダウン奪う	スリップを主張	勢いに乗って大きなターンポイント
10R	複数の連打で圧をかける	大振りのフック	最後まで攻撃を締める

那須川は、第9ラウンドにアシロをダウンさせることに成功し、試合の主導権を完全に握りました。試合を通じてダウンや流血はあったものの、彼は圧倒的なパフォーマンスを見せての勝利を収めました。

試合後のインタビューで那須川は、試合を振り返り「アジアのベルトを獲ることができてとても嬉しいです。ただ、顔に傷がついてしまったのが残念です」と発言しました。また、「来年中には必ず世界タイトルマッチが見たくないですか？」と、早くも次なる挑戦に意欲を見せました。

彼は、これまでの試合で全勝を記録し、ボクシング界に足を踏み入れたばかりですが、その実力はすでに証明されています。

那須川は、次に挑戦したい選手としてWBO世界バンタム級王者の武居由樹を名指ししました。彼は「全員とやりたい」と意気込む姿勢を見せており、今後の試合が待ち遠しいです。

試合を見たファンからは「那須川のボクシングは圧巻だった！」や「来年の世界挑戦が楽しみ！」などのコメントが寄せられています。SNS上でも彼の活躍が話題となり、今後の試合への期待が高まっています。

那須川の冷静な戦術と感情的なパフォーマンスが相まって、多くのファンの心を掴んでいます。