【衝撃】ハヤテ 首位と43ゲーム差で終了！初年度の試練を乗り越えた選手たちの未来は？

くふうハヤテは、シーズン最終戦を終え、首位であるソフトバンクに43ゲーム差をつけられて最下位でした。1年目の成績は120試合で28勝84敗8分け、勝率はたったの2割5分です。この厳しいシーズンを振り返り、さまざまな課題が浮き彫りになったのと同時に、明るい展望も見え隠れしています。

シーズンの振り返り

投手陣の苦悩

ハヤテのシーズンは、開幕7試合目に初勝利を挙げてから始まりましたが、投手陣は著しく苦戦しました。シーズンを通じて与えた四球は600を超え、これが多くの試合で試合が壊れる要因となりました。結果として、投手の成績も振るわず、特に降格を計画している投手たちにとっては厳しい結果となりました。

成長の兆し

一方で、前オリックスの右腕・西浜勇星選手は、シーズンを通じた登板機会での成長を見せました。彼は4勝8敗という成績を残し、その後ヤクルトとの育成契約で移籍しました。この移籍は、選手としての可能性を引き出すための良いステップと捉えられています。

野手の活躍

特に注目すべきは、野手の増田将馬選手です。兄は巨人・増田大輝選手を持つ彼は、打率2割9分7厘を記録し、31盗塁を達成しました。この成績は、彼がドラフト候補に挙げられる要因となっており、増田選手自身も「自分の持ち味で盗塁王をとれたのは大きい。NPBに行くための最低目標と思っていました」と語っています。

観客動員の増加

シーズン最終日には、本拠地・ちゅ〜るスタジアム清水に2355人が集まり、ホームゲームでの最多観客数となりました。草薙球場での最多観客数は2679人であり、このような観客動員が今後の球団の成長に寄与することが期待されています。

平均観客動員

シーズン全体の主催試合平均は866人に達しており、球団が想定した700人を大幅に上回りました。池田省吾球団社長は、「最低限はクリアした」としつつも、「まだ認知度が低い。そこを上げていけば、スポンサーもついてくる」と語り、さらなる集客が必要であることを指摘しました。

監督のビジョンとこれからの課題

地元出身の初代監督、赤堀元之は「投手中心のチームにしたかったが、それを実現できなかった」と述べ、自身の方針に従ったチーム作りを振り返っています。「野球は投手と思っているので、もう一度立て直したい」との発言にもあるように、監督は来季の改善に向けた強い意志を示しています。

彼が年始に掲げたテーマ「育成・再生、そして勝つ」は、2年目以降の大きな課題となるでしょう。選手育成とともに、チームの核となる部分を見直すことで、次のステップへ進むことが求められています。

まとめると

くふうハヤテの1年目は、厳しい戦績とともに、選手たちにとって成長の場でもありました。投手陣の奮闘や野手の活躍が見られる一方で、観客動員数の向上や、球団の認知度向上が求められる状況です。これからのシーズンに向けて、選手たちの今後の成長に期待がかかります。

参考リンク