ロッテは、10月12日に行われたプロ野球パ・リーグCSファーストステージで、日本ハムに2対0で完封勝ちを収め、CSファイナルステージ進出に王手をかけました。先発の佐々木朗希投手は8回を投げ、5安打、2四球、9奪三振という完璧な投球を展開。自身初のCS勝利を飾りました。打線では中村奨吾選手が5回に先制のソロホームランを、続いて7回にはポランコ選手が追加点を挙げるソロホームランを放ちました。
佐々木朗希の快投!
佐々木投手は今季自身初の10勝を挙げ、サウスポーエースとしての存在感を示しました。この試合においても、初回は少々苦労する場面が見られましたが、そこからは持ち味を発揮し、日本ハム打線を完封しました。以下は、佐々木の投球内容の詳細です。
イニング | 投球数 | 被安打 | 四球 | 三振 | 無失点 |
---|---|---|---|---|---|
1回 | 19 | 0 | 2 | 2 | ○ |
2回 | 13 | 1 | 0 | 2 | ○ |
3回 | 11 | 0 | 0 | 2 | ○ |
4回 | 15 | 1 | 0 | 0 | ○ |
5回 | 21 | 2 | 0 | 2 | ○ |
6回 | 12 | 0 | 0 | 2 | ○ |
7回 | 18 | 1 | 0 | 1 | ○ |
8回 | 23 | 0 | 0 | 1 | ○ |
合計 | 112 | 5 | 2 | 9 | 無失点 |
打線の活躍
打線の方では、中村奨吾選手とポランコ選手がそれぞれホームランを放ち、試合の流れを引き寄せました。以下は、得点の内訳です。
イニング | 打者 | 得点内容 |
---|---|---|
5回 | 中村奨吾 | ソロホームラン(レフトスタンド) |
7回 | ポランコ | ソロホームラン(バックスクリーン) |
中村選手はこの一発でCS通算2本目のホームランを達成し、ポランコ選手もCS通算3本目のホームランを記録しました。これでロッテは、日本ハムに対して7試合でリーグ成績1.85を誇る加藤貴投手を見事に攻略しました。
日本ハムとの対戦成績
今季、日本ハムとの対戦成績は以下の通りです。
対戦相手 | 試合数 | 勝利 | 敗北 | 引分 | 勝率 |
---|---|---|---|---|---|
日本ハム | 7 | 5 | 1 | 1 | .833 |
ロッテは、CSファーストステージの勝利により、昨年の結果からも良い流れを受け継ぎ、さらにファイナルステージ進出を狙う姿勢を見せています。
佐々木投手のCS成績
佐々木投手のこれまでのCS成績は以下の通りです。
年度 | 勝利 | 敗北 | 投球回 | 被安打 | 奪三振 | 無失点 |
---|---|---|---|---|---|---|
2021 | 0 | 0 | 6 | 1 | 3 | 0 |
2023 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 |
2024 | 1 | 0 | 8 | 5 | 9 | 0 |
佐々木投手はこれでCS通算17イニングを無失点で抑え続けており、まさに無敵のエースとしての地位を確立しています。
まとめ
ロッテは完封勝ちでCSファイナルステージに王手をかけ、日本ハムに対して強い姿勢を挙げました。次の試合も、この調子を維持し、ファイナルステージに進出することが期待されます。
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