オリ新監督 岸田投手コーチが有力！中嶋監督辞任の真相とは？

オリックスの新監督として、岸田護投手コーチ（43）の内部昇格が最有力になったことが明らかになった。昨季までリーグ3連覇に導いた中嶋聡監督（55）が前夜6日の楽天との最終戦後に電撃辞任を表明。この辞任を受けて、球団は岸田コーチに対し、後任監督として打診を済ませたとみられている。

岸田コーチの経歴と実績

岸田護選手は、2005年の大学・社会人ドラフトでオリックスに入団し、14年間にわたりチームに貢献した。彼の通算成績は433試合登板、44勝30敗、63セーブ、63ホールド、防御率2.99という素晴らしいものである。現役を退いた後は、2020年から主に2軍担当の投手コーチを務め、さらに2023年には1軍担当に昇格して、中嶋監督の指揮のもとで指導を受けてきた。

岸田護選手の通算成績

新監督としての展望

岸田コーチは、ミーティングや実際の試合運営について「非常に勉強になりました」と述べており、監督としての姿勢が大いに期待されている。中嶋監督の下での経験が、彼の指導に生かされることは間違いない。

岸田コーチは指導者としての適性を問われると、「そうですね」と答え、その姿勢はきっとファンや選手たちに安心感を与えるだろう。監督としての指導方法や選手育成において、今後の彼の活躍が注目される。

選手からの信頼

岸田コーチは、現役時代から選手たちに信頼されていた。選手とコーチの間には、良好なコミュニケーションが築かれており、これが監督業にも好影響を与えることが予想される。

チームの現状と課題

昨年度のオリックスは、4年ぶりのBクラス入りという苦しいシーズンを過ごした。これを受けて、湊通夫球団社長は「人事に関しては、もちろん速やかに進めていくのは当たり前のこと」と語り、迅速な新体制づくりを明言した。岸田コーチの昇格はこの新体制の一環であり、次のシーズンに向けての期待がかかる。

水本ヘッドコーチの配置転換

水本勝己ヘッドコーチ（56）についても、2軍監督への配置転換が検討されている。水本コーチは中嶋監督の右腕としてこれまでチームを支えてきた。彼の経験と知識は、今後も若手選手の育成に大いに役立つことが期待される。

水本勝己コーチのコメント

水本コーチは「もちろんすぐ答えが出るものじゃない」としつつも、「今のチームをどういうふうにしていくかも考えなアカンと思う。それも責任だと思っている」と語り、その意気込みを示している。

次のドラフト会議

オリックスにとって、今月24日のドラフト会議は重要な転換期となる。新的な人事と共に、選手層の強化も急務である。岸田新監督のもと、新たな選手を獲得することができれば、チームの活性化につながるだろう。

球団の今後の動き

湊球団社長は、外部からの招聘も考慮していることを示唆している。「もちろんです」と語り、新体制の組閣について、情報収集を徹底しているようだ。これにより、岸田コーチが新監督に就任する際のサポートを受けることが可能となるだろう。

オリックスの今後に注目が集まる中、これからの展開に期待が高まる。

詳細については、公式サイトをご覧ください。オリックス公式サイト。