ジャッジが17試合ぶりに52号となる逆転満塁弾を駄目押し!この一撃により、NYでは大歓声が巻き起こり、ヤンキースは4-5での逆転勝利を収めました。
試合概要
2023年9月13日(日本時間14日)、ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手は、本拠地で行われたレッドソックス戦で「3番・中堅」で先発出場し、7回に満塁の場面で52号逆転満塁弾を放ちました。このホームランは、ジャッジにとって17試合ぶりの一発であり、シーズン56本ペースに達しました。
ジャッジの打撃スタッツ
日付 | 対戦チーム | 打席 | 結果 | ホームラン | 打率 |
---|---|---|---|---|---|
9月13日 | レッドソックス | 1 | 四球 | 52号 | .288 |
2 | 空振り三振 | ||||
3 | 中前打 | ||||
4 | 左翼席への満塁弾(失点) | ||||
8月25日 | ロッキーズ | マルチ本塁打 |
次に、ジャッジのホームランの詳細を見てみましょう。
ホームランの詳細
ジャッジが放った52号逆転満塁弾は、次のような条件で実現しました。
- チャンスの場面: 7回の2死満塁
- スコア: 0-4からの逆転の瞬間
- 球種: フォーシーム(甘く入ったボール)
- 打球速度: 101.9マイル(約164キロ)
- 飛距離: 369フィート(約112.5メートル)
- 打球角度: 29度
この一撃により、場内は総立ちで、大歓声が響きました。ジャッジは興奮気味にダイヤモンドを一周し、ファンの熱気を享受しました。
シーズンの動向
ジャッジは2022年にア・リーグ記録の62本塁打を記録した実績を持っており、今回のホームランによりシーズン56発ペースとなりました。つまり、今シーズンも自己記録に迫るペースで抑えていることが分かります。
参考動画
本塁打王争い
ア・リーグ本塁打王争いでは、ジャッジは現在2位に11本差をつけて独走中です。さらに、両リーグ合わせてもドジャースの大谷翔平選手に対して5本差をつけており、メジャーリーグトップの座に立っています。
選手名 | 本塁打数 | 所属チーム |
---|---|---|
アーロン・ジャッジ | 52 | ニューヨーク・ヤンキース |
大谷翔平 | 47 | ロサンゼルス・エンゼルス |
他の選手 | 41 | チーム名 |
この位置でシーズンを終わらせることができれば、再びその記録に挑戦する機会があるかもしれません。今後、ジャッジが再加速していくのか注目が集まります。
不振を脱却した瞬間
ジャッジは8月25日(同26日)のロッキーズ戦でマルチ本塁打を放った以降、実に17試合ぶりの本塁打。それまで16試合連続で本塁打なしという不振に苦しんでいました。これは、2017年8月17日から9月2日までの自己ワースト記録を超えるものであり、その不調から見事に脱却したと言える瞬間です。
ジャッジの打撃スタイル、特に彼のパワーは多くのファンを魅了しており、再びパンデミック前の州での打撃力を取り戻したと言えます。これこそが、彼がメジャーリーグで成功した理由であり、彼の復活を喜ぶファンが全国に広がっています。
ヤンキースの状況
この試合でヤンキースはレッドソックスに5-4で逆転勝利を収め、3連勝を飾りました。チーム全体としても、ジャッジの復活と共に士気が高まり、今後の試合に期待が寄せられています。
チームスタッツ
勝ち数 | 負け数 | 勝率 | 直近10試合 |
---|---|---|---|
75 | 62 | .547 | 7-3(直近10試合経過) |
この成績は、チームがプレーオフ争いに加わるために必要な条件を整えていることを示しています。ファンとしても、ジャッジを中心にチームがどのように進化していくのか注目が集まります。
その他の注目選手
この試合では、レッドソックスの吉田正尚選手も注目に値します。彼は第3打席で20試合ぶりの10号2ランホームランを放ち、2年連続で2桁本塁打に到達しました。打率も.288と好調を維持しており、今後のシーズンでの活躍にも期待が寄せられます。