今季5度目の1試合2発…OPSは驚異の1.201
【MLB】ヤンキース 10ー3 ロッキーズ(日本時間26日・ニューヨーク)
ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手は25日(日本時間26日)のロッキーズ戦で大活躍を遂げ、1試合2本塁打を記録しました。この試合で、ジャッジは初回に豪快な2ランホームランを放ち、7回にもソロホームランを加え、驚異的なペースで本塁打を量産しています。今や彼は10試合で9本のホームランを記録するという、目を見張る成績を残しています。
ジャッジの驚異的な成績
ジャッジはこれまでのシーズンで、わずか10試合で9本塁打を打ち上げています。さらに、彼の打率は.333、OPS(出塁率と長打率の合計)は1.201に達しています。この成績は、まさにメジャーリーグのスター選手らしい数字です。
スタッツ | 数値 |
---|---|
試合数 | 10 |
本塁打 | 9 |
打率 | .333 |
OPS | 1.201 |
1試合あたり本塁打 | 0.9 |
こうした成績は、ジャッジ自身にとっても驚異的であり、2022年のメジャーリーグ記録である62本塁打を上回る63本のペースで進行しています。彼がここまでの好調を維持することができれば、さらなる歴史的瞬間が待っていることでしょう。
本塁打の内容
ジャッジが刻んだ2本のホームランの内容も非常に印象的でした。初回には、1死一塁の場面でゴンバーの低めチェンジアップを見事に捉え、バックスクリーンに運びました。この打球の速度は106.7マイル(約171.7キロ)、飛距離は431フィート(約131.4メートル)という圧巻の数字を記録しました。
さらに、7回にはチームメイトのフアン・ソト外野手がホームランを放った際、ジャッジも同様に初球を右翼席へ運ぶという連携プレーを見せました。この一撃も95.4マイル(約153.5キロ)のフォーシームを完璧に捉えたものでした。
歴史的な快挙
ジャッジが3度のシーズン50号到達を果たすのは、ベーブ・ルース、マーク・マグワイア、サミー・ソーサ、アレックス・ロドリゲスに次いで史上5人目です。50本以上の本塁打を達成したのは特別な証であり、多くのファンやメディアからの注目を浴びることとなります。これまでの記録保持者たちの中でも、ジャッジの打撃スタイルやプレースタイルは非常に魅力的です。
過去の50本以上の本塁打を記録した選手について、下記の表で紹介します。
選手名 | シーズンの本塁打 | 到達回数 |
---|---|---|
ベーブ・ルース | 60 | 4 |
マーク・マグワイア | 70 | 4 |
サミー・ソーサ | 66 | 3 |
アレックス・ロドリゲス | 62 | 2 |
アーロン・ジャッジ | 63(現在進行中) | 1 |
このように、ジャッジが今シーズン記録更新に向けて進む姿は、ファンにとってもワクワクの材料です。彼が果たして新たな記録を打ち立てるのか、注目が集まります。
チームの成績
ヤンキース全体としても、ジャッジの活躍は大きな要因となり、チームは最近の試合で良好な成績を収めています。ロッキーズ戦では、合計12安打で10得点を挙げ、圧勝を収めることに成功しました。チームとしても、選手間の連携や打線の厚みが確認でき、今後の試合への期待が高まります。
試合対戦相手 | 得点 | 安打 |
---|---|---|
ロッキーズ | 10 | 12 |
その他の試合 | – | – |
まとめ
ジャッジの活躍は単なる個人の成績に留まらず、チーム全体の士気を高め、ヤンキースファンにとって希望の光となっています。彼のプレースタイルは、若い選手たちにとっても目標となることでしょう。今後も彼の試合を追いかけていくことが楽しみです。さらに詳細な情報はMLB公式サイトから確認できます。