ドジャースがメッツに7-3で完敗し、シリーズは1勝1敗で第3戦に突入。大谷翔平は無安打に終わる。
大谷翔平の成績と試合の流れ
2023年10月14日(日本時間15日)に行われたメッツとのリーグ優勝決定シリーズ第2戦で、大谷翔平は「1番・指名打者」として先発出場。成績は3打数無安打2四球という結果に終わった。試合の序盤、ドジャースは先発のブレイシアが6失点し、そのまま流れを引き寄せられないまま試合を進めることとなった。
大谷の打撃内容
イニング | 打席 | 結果 | 備考 |
---|---|---|---|
1回 | 1 | 空振り三振 | 初回先頭打者、左腕マナイアに封じられる |
3回 | 1 | 3球三振 | 攻撃のリズムを掴めず |
5回 | 1 | 一飛 | 外角スイーパーに打ち取られる |
7回 | – | 四球 | 進塁するも後続が続かず無得点 |
9回 | – | 四球 | 無死二塁のチャンスも活かせず |
この試合での大谷は、変則サイドハンドのマナイアに対して全くと言っていいほど打撃がかみ合わず、非常に厳しい内容となった。シーズン中は圧倒的な打撃力を見せていたが、ポストシーズンでの無安打はファンにとっても衝撃だ。
チームの成績と影響
ドジャースはこの試合で7失点を喫し、特に序盤の6失点が致命的であった。以下は試合の結果とスタッツである。
試合結果
チーム | 得点 | ヒット数 | エラー | 通算成績 |
---|---|---|---|---|
ドジャース | 3 | 5 | 1 | 1勝1敗 |
メッツ | 7 | 8 | 0 | 1勝1敗 |
メッツの先発マナイアは、6回2安打3失点と好投し、ドジャースの強力打線をしっかり抑え込み、今後の試合の流れを引き寄せた。この試合の影響で、ドジャースはポストシーズンでの連続イニング無失点記録「33」が途切れた。
参考動画
今後の展望と対策
ドジャースの日程は次の通りで、16日(日本時間17日)にはシティフィールドに移って第3戦が行われる。チームとしては、次の試合での挽回が求められる。
ドジャースの今後の試合予定
試合数 | 日時(日本時間) | 対戦相手 | 場所 |
---|---|---|---|
第3戦 | 2023年10月16日 09:00 | メッツ | シティフィールド |
第4戦 | 2023年10月18日 09:00 | メッツ | シティフィールド |
第5戦 | 2023年10月20日 (未定) | メッツ | ダドロス本拠地 |
チームの改善点
- 投手陣の再調整: 敗因の一つは序盤の失点。先発投手のパフォーマンス向上が急務。
- 打撃の調整: 大谷に限らず、全体的に打撃の精度を上げる必要がある。
- 戦術の見直し: 相手チームの特性を踏まえ、柔軟な戦術を展開していくべきだ。
過去のポストシーズン成績
ポストシーズンでの打撃成績は以下のとおりであり、大谷翔平の貢献が欠かせない。
年 | 打席数 | 安打数 | 打率 | 本塁打 |
---|---|---|---|---|
2020年 | 10 | 2 | .200 | 0 |
2021年 | 15 | 4 | .267 | 1 |
2022年 | 12 | 3 | .250 | 0 |
2023年 | 7 | 0 | .000 | 0 |
今年の大谷は、ポストシーズンでの活躍が期待されていただけに、この無安打はファンにとっても非常に残念な結果であった。しかし、彼の実力を信じて次回の試合に期待する声も多い。
ファンとしては、次戦での復活を心から願う。ドジャースのホームでの連勝を実現し、シリーズを優位に進めるための戦略の構築が急務である。残された試合で大谷翔平が本来の打撃を取り戻し、チームに貢献できることを強く望む。