日本人選手の登場が話題となった、米大リーグ・ドジャース対カブスの試合。カブスの今永昇太投手が先発し、見事な投球で勝利を収めました。この試合では、大谷翔平選手、鈴木誠也選手、山本由伸選手との対戦もあり、多くのファンが注目しました。今永は大谷を抑えつつ、鈴木の適時打や山本の素晴らしいピッチングにも感謝の意を表しました。
今永昇太の圧巻の投球
カブスとドジャースの試合は、9月10日(日本時間11日)に行われました。今永は7回を投げ切り、3失点の好投を見せ、チームを勝利に導きました。特筆すべきは、大谷翔平を3打席無安打に抑えたことです。試合終了後、今永は「勝負の世界は紙一重。少しだけ運が味方した」と賞賛の言葉を並べました。
【試合結果】
イニング | ホームチーム | アウェイチーム | スコア |
---|---|---|---|
1 | ドジャース | カブス | 0-0 |
2 | ドジャース | カブス | 0-1 |
3 | ドジャース | カブス | 1-3 |
4 | ドジャース | カブス | 1-3 |
5 | ドジャース | カブス | 3-3 |
6 | ドジャース | カブス | 3-6 |
7 | ドジャース | – | |
8 | – | カブス | 3-6 |
9 | – | – |
大谷を抑えた圧倒的なピッチング
今永昇太は、特に第3打席で大谷を一ゴロ併殺に仕留めたプレーが印象的でした。大谷が一打席ごとに試合の流れを変える力を持っているという認識を持ちつつも、その打撃を抑えたことが彼自身の自信にもつながりました。
参考動画
鈴木誠也の活躍
鈴木誠也は、8回に適時打を放ち、チームの逆転劇をサポートしました。彼の活躍は、今永にとっても大きな励みとなったようです。試合後、鈴木は「投手がしっかりと抑えてくれたから、我々も良い攻撃ができた」と仲間の力を称賛しました。
【鈴木誠也のスタッツ】
試合数 | 安打数 | 打点 | 出塁率 | 打率 |
---|---|---|---|---|
1 | 1 | 1 | .300 | .333 |
山本由伸との邂逅
先発投手として対戦した山本由伸について、今永は「彼のピッチングが僕を引っ張ってくれた」と語り、その実力を高く評価しました。彼が投げる様子は、今永にとっても多いに刺激になるものでした。山本は4回を1失点で抑え、強力な打線を打ち取る力を見せました。
日本人選手4人のスタメン出場
この試合は、MLB史上2回目となる日本人選手4人が同時にスタメン出場したという歴史的な瞬間でもありました。前回は2007年でした。この経験は選手たちにとって非常に意味深いものとなり、日本での応援に感謝の意を表しました。
【日本人選手スタメン出場】
選手名 | ポジション | チーム |
---|---|---|
今永昇太 | 投手 | カブス |
大谷翔平 | 指名打者 | ドジャース |
鈴木誠也 | 外野手 | カブス |
山本由伸 | 投手 | カブス |
まとめ
この試合を通して、今永昇太は投手としての成長を示し、大谷翔平との対決も楽しむことができました。鈴木誠也や山本由伸の活躍も目を引き、日本人選手が国際舞台でどのように戦うかを再認識させる素晴らしい試合でした。このような瞬間を目の当たりにできることは、ファンにとっても希少で特別な体験であり、今後の彼らの活躍にますます期待が高まります。
参考リンク: NHKスポーツ