2023年8月30日(日本時間31日)、ダイヤモンドバックス戦でドジャースの大谷翔平選手が、シーズン43個目の盗塁を成功させました。この結果、史上初の「43本塁打&43盗塁(43-43)」達成に王手をかけることとなりました。
死球の瞬間と盗塁成功の流れ
試合はチェイス・フィールドで行われ、大谷は「1番・指名打者」として先発出場しました。初回には、相手先発のギャレンから痛烈な二塁打を放ち、その後の得点に貢献します。しかし、2回の第2打席で、ギャレンの投げた94.6マイル(約152キロ)の球が、右肘を直撃するというアクシデントが発生しました。
場面の詳細
試合の状況 | 動き |
---|---|
無死一、三塁 | 相手はダイヤモンドバックス、1点リード |
ギャレンの投球 | 94.6マイルの直球が右肘に直撃 |
大谷の反応 | うずくまり、その後一塁へ |
次のプレー | フリーマンの打席で二盗を成功 |
歴史的な盗塁成功
大谷選手はその後、フリーマンの打席で二塁へ進むスタートを切ります。ダイヤモンドバックスの捕手ヘレーラは投げることができず、大谷は悠々と二盗に成功しました。これで彼の盗塁成功は20連続となり、シーズン43盗塁に達しました。
盗塁の成功数と連続記録
年代 | 盗塁成功数 | 連続盗塁成功数 |
---|---|---|
2023年 | 43 | 20 |
2022年 | 35 | 15 |
2021年 | 30 | 10 |
歴史を生む「43-43」
大谷選手はこれにより、メジャー史上初となる「43本塁打&43盗塁」にあと1本塁打となりました。過去においても「42本塁打&42盗塁」という記録は存在しましたが、43-43の達成は未だ誰も成し遂げていない快挙です。
過去の記録との比較
記録保持者 | 年 | 本塁打 | 盗塁 |
---|---|---|---|
アレックス・ロドリゲス | 1998年 | 42 | 46 |
バリー・ボンズ | 2001年 | 73 | 9 |
大谷翔平 | 2023年 | 現在位置 | 43 |
応援の声と期待
この試合でのパフォーマンスに対して、多くのファンやメディアから激励の声が寄せられました。ドジャースのファンは死球の瞬間に驚きと不安を抱きましたが、その後の盗塁成功で歓喜の声が上がりました。大谷の記録への期待は高まり、残りのシーズンでの活躍に期待が寄せられています。
知られざるファンの反応
- 驚き: 死球を受けた際の大谷選手への心配。
- 歓喜: 二盗成功後のスタンドの盛り上がり。
- 期待感: 「43-43」を達成することで、新たな歴史が生まれることへの期待。
終わりなき挑戦
大谷翔平選手のキャリアにおいて、この「43-43」という記録は新たなマイルストーンとなり得ます。彼はすでに多くの記録を樹立してきましたが、今後さらに進化を遂げていくことでしょう。
これからの彼への期待
- 次の目標: 43本塁打を達成し、夢の「50-50」に近づくこと。
- チームへの貢献: チームがポストシーズン進出に向けた力強いサポートを期待。
大谷選手が次にどのような快挙を成し遂げるのか、多くのファンが注目しています。彼のパフォーマンスは今後のMLB界においても大きな影響を与えることでしょう。