ロバーツ監督は言った「1000試合以上見てきたが、こんな光景は今までない」
ドジャースは6日(日本時間7日)に本拠地で行われたパドレスとの地区シリーズ第2戦に2-10で完敗。試合中、両チームの選手が激しい口論を交わし、その間にファンがグラウンドに物を投げ入れて9分間中断するという異常事態が発生した。ドジャース監督のデーブ・ロバーツはこの状況に対し、「絶対に起きてはいけないこと」と苦言を呈した。
試合内容とその影響
試合経過
地域シリーズ第2戦の結果は次の通りです:
イニング | ドジャース | パドレス |
---|---|---|
1 | 0 | 1 |
2 | 0 | 3 |
3 | 1 | 2 |
4 | 0 | 1 |
5 | 1 | 1 |
6 | 0 | 2 |
7 | 0 | 0 |
8 | 0 | 0 |
9 | 0 | 0 |
合計 | 2 | 10 |
この試合は明らかに競争の激しさが影響しており、ドジャース選手たちのプレーにも緊張が見えた。
中断の詳細
7回表、パドレスの攻撃前にプロファーが観客から投げ込まれたボールに対して抗議し、状況は次第に悪化した。警備員の介入や観客への「フィールドに物を投げないでください」というアナウンスが行われるも、物が次々と投げ込まれる状態が続き、最終的に試合は9分間中断した。
監督たちの反応
デーブ・ロバーツ
ロバーツ監督は、「ここで1000試合以上見てきたが、こんな光景は今まで見たことがない」と驚きを隠せず、「感情が高ぶっているのは理解できるが、これは絶対に起きてはいけない事」と強く訴えた。ドジャースを代表する監督として、ファンに対してもこうした行動を控えるべきであると、厳しい口調で語った。
新庄剛志監督
同じく日本ハムの新庄監督もこの件について言及し、自身のインスタグラムで「選手のモチベーションを崩す行動に対して腹が立って仕方がない」と発言。日本のファンに対しても「絶対に選手のモチベーションを狂わすようなことはしないでください」と呼びかけた。日本でもシーズンが終了間近なため、ファンに対してのエチケットが益々重要視される。
MLBにおけるファンの行動
MLBでは、観客の行動が試合に大きな影響を与えることはしばしば起こりうる。以下に、MLBにおけるファンの行動に関するデータを示す。
近年のファンのトラブル
年度 | イベント | 状況 |
---|---|---|
2020 | ファンが選手に物を投げた | 同様の中断が発生 |
2021 | 観客による乱闘 | 多くの関与者が関与し警察出動 |
2022 | 観客がフィールドに乱入 | 競技が遅れることがありました |
このような出来事は、スポーツの精神とは程遠い行動であり、特にファンの行動には厳重な注意が払われなければならない。
将来への展望
今後、このようなトラブルが再発しないよう、MLBと各チームはファンエンゲージメントを考慮し、よりエチカルな観戦文化の確立を目指すべきだ。スタジアムゆえの感情高揚や興奮に任せた行動が、選手や試合の進行に与える影響を軽視するべきではない。
フィールドに物を投げ込むことに対する警告
多くのスタジアムでは、フィールドに物を投げ込むことに対して厳しいペナルティが課される可能性がある。これにより、ファンは試合中の行動に対する責任を感じることが重要である。
おわりに
MLBの試合観戦は、単に選手のプレーを楽しむだけでなく、ファンとしてのマナーを守ることも非常に重要です。ロバーツ監督や新庄監督の発言を通して、今後のスポーツ観戦文化がより成熟したものになることを願っています。