ロバーツ監督が絶賛した山本由伸は、10月11日(日本時間12日)、ドジャースの地区シリーズ第5戦で5回2安打無失点の素晴らしいピッチングを披露し、チームの勝利に大きく貢献しました。試合後、監督は「私は彼を信じていたし、底力を発揮してくれることも知っていた」と惜しみない拍手を送りました。
山本由伸の信じられないピッチング
今シーズン、山本投手はポストシーズン初登板となる第1戦では思うような結果を残せず、3回5安打5失点で降板してしまいました。しかし、ロバーツ監督は諦めずに彼を再び起用しました。以下は、彼の第5戦の投球内容の詳細です。
投球回 | 被安打 | 奪三振 | 四球 | 無失点 |
---|---|---|---|---|
1回 | 0 | 0 | 0 | 〇 |
2回 | 0 | 0 | 1 | 〇 |
3回 | 2 | 1 | 0 | 〇 |
4回 | 0 | 1 | 0 | 〇 |
5回 | 0 | 0 | 0 | 〇 |
試合の重要な局面
この試合が特に注目されたのは、日本人投手同士の対戦であることもありました。山本は初回からエンジン全開で、アラエス、タティス・ジュニア、プロファーと対戦し、いずれも3人で抑えました。特に3回には一時ピンチを招くも、見事にゲッツーに切り抜けました。この勝利はチームにとって重要な意味を持っていました。
ロバーツ監督の信頼
ロバーツ監督は試合前の会見で、「私たちは人生最大の試合に投げる男にかける」と語っていました。結果的に山本はその期待に応え、見事なピッチングを展開しました。ロバーツ監督は試合後、投手を抱きしめながら、「ヨシが流れを作ってくれた。今夜の彼は素晴らしかった」と称賛を惜しみませんでした。
参考動画
ダルビッシュの奮闘
敗れたものの、ダルビッシュ投手も7回途中2失点と力投したことにロバーツ監督は賛辞を送りました。二人の日本人投手がポストシーズンで対戦する姿に、多くのファンが熱狂しました。以下は、ダルビッシュの投球内容です。
投球回 | 被安打 | 奪三振 | 四球 | 失点 |
---|---|---|---|---|
1回 | 1 | 1 | 0 | 0 |
2回 | 1 | 0 | 1 | 0 |
3回 | 1 | 2 | 1 | 0 |
4回 | 2 | 0 | 0 | 1 |
5回 | 1 | 0 | 0 | 1 |
6回 | 1 | 1 | 0 | 0 |
7回 | 1 | 0 | 0 | 0 |
山本由伸の成長と影響力
山本由伸投手は、過去のWBCなどでの経験も生かし、国際舞台でのプレッシャーを乗り越えてきました。「彼は母国のために投げている。この経験で何回も好投してきた」とロバーツ監督もその成長を称賛します。そうした背景が、今回の大一番における彼のパフォーマンスに影響を与えていることは間違いありません。
サポーターの声
試合後、SNSではファンからの熱い声援が飛び交いました。
- 「山本最高の投球だわ」
- 「ロバーツの抱擁胸アツ」
- 「この舞台でナイス投球」
- 「大一番で山本を信じたロバーツ監督とその期待に応えた山本。どちらも素晴らしい!」
チームの士気と今後の展開
山本の快投によって、ドジャースは2−0でパドレスに勝利し、4年ぶりとなるリーグチャンピオンシップシリーズ(リーグ優勝決定シリーズ)への進出を決めました。監督も「このままワールドシリーズまで進んでいきたい」と意気込みを見せています。
野球ファンにとって、この試合は記憶に残る瞬間となりました。山本由伸投手の奮闘は、今後のポストシーズンでも大きな影響を与えることでしょう。
この試合に関する詳細な情報は、Full-Countで確認できます。