2023年9月10日、日本時間11日に行われるロサンゼルス・ドジャース対シカゴ・カブス戦で、山本由伸投手と今永昇太投手が日米通じて初対戦します。山本は約3か月ぶりに復帰し、今永とは1年目の選手同士として、映像で観ることができる第一歩を迎えます。今回はその注目の対決について詳しく見ていきましょう。
山本由伸の復帰と成績
山本由伸選手は、昨年のWBCで日本代表としての活躍が記憶に新しいですが、今季は6月15日のロイヤルズ戦での負傷が原因で60日間の負傷者リスト(IL)に登録されていました。復帰に際し、以下のような成績を残しています。
スタッツ | 成績 |
---|---|
勝利 | 6勝 |
敗北 | 2敗 |
防御率 | 2.92 |
投球回数 | 40.1回 |
奪三振 | 45奪三振 |
78%の投球がストライクであり、特に三振を奪う能力が光ります。新たな一歩を踏み出した山本選手にとって、今永選手との投げ合いは非常に楽しみなイベントです。
今永昇太の活躍と対戦成績
一方、今永昇太選手はMLB1年目から素晴らしい成績を残しており、26試合に登板し、以下のような数字を記録しています。
スタッツ | 成績 |
---|---|
勝利 | 12勝 |
敗北 | 3敗 |
防御率 | 2.99 |
投球回数 | 153.1回 |
奪三振 | 155奪三振 |
特に彼は前回の登板で、球団史上2度目の継投ノーヒットノーランを達成するなど、その存在感を示しています。
参考動画
注目の対決の背景
この対決には、多くのファンの期待が寄せられています。両投手とも各チームのエースとして、重要な役割を担っています。
日米対決の意義
このカードは、日本人投手同士の対決としても注目されており、これは18回目の matchup となります。特に、1年目からの日本人投手同士の対決は2012年のダルビッシュ有選手と岩隈久志選手以来、12年ぶりのことです。
対戦への期待感
9日の試合前、山本選手は「メジャーで同じ試合に登板できることはすごくうれしい」と語り、今永選手との対戦を楽しみにしている様子でした。これまでの成績や球歴から見ると、今定着している実力が試される非常に重要な一戦となります。
試合の流れと戦略
この試合では、両投手の投球スタイルが注目されます。山本選手はスライダーやフォークを武器に、今永選手はストレートとカーブをうまく使い分けるスタイルです。以下の表は、両選手の代表的な球種とその変化をまとめたものです。
投手 | 球種 | 特徴 |
---|---|---|
山本由伸 | スライダー | スピン量が多く、変化が鋭い。三振を奪う投手。 |
フォーク | 落ちる球で、打者を投げさせる。 | |
今永昇太 | ストレート | 力強い球速が特徴、147〜156キロ出せる。 |
カーブ | スピンが効き、球速差で打者を翻弄する。 |
観戦の見どころ
この試合は単なる投げ合いにとどまらず、両選手の成長とその対決が注目されます。また、両チームの打線も見逃せません。特にカブスの鈴木誠也選手やドジャースの若手選手の活躍が期待されます。
チーム名 | キープレイヤー |
---|---|
ドジャース | 山本由伸 |
マックス・マンシー | |
カブス | 今永昇太 |
鈴木誠也 |
試合が進むにつれ、どの選手がその日のヒーローになるかはわかりませんが、双方の投手のピッチング、打者の打撃、そして守備の綱引きが観客に激しい興奮をもたらすことは間違いありません。
まとめ
山本由伸選手と今永昇太選手が共演するこの試合は、MLBの中でも特別な意味を持つ一戦となります。日本人投手同士の対決として、またそれぞれの成長を感じる機会ともなります。今後の展開に注目し、この激闘を堪能する準備をしましょう。