本拠地・オリオールズ戦に「3番・中堅」で先発出場したヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が、26日(日本時間27日)に5試合連続となる58号2ランを放った。彼のホームランはナ・リーグトップで現在53本塁打のドジャース・大谷翔平投手に5本差とし、地区優勝を目指すヤンキースのラストスパートに貢献した。
ジャッジの打撃スタッツ
ジャッジはこの試合で2打数1安打2打点2四球を記録し、打率は.325、OPSは1.169に達した。チームは10-1で勝利し、見事に2年ぶり21度目の地区優勝を決定づけた。以下はジャッジの今シーズンのスタッツです。
カテゴリ | スタッツ |
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本塁打 | 58本 |
打率 | .325 |
打点 | 144打点 |
OPS | 1.169 |
58号の驚異的な一発
ジャッジの58号ホームランは7回1死一塁の場面で飛び出した。真ん中からのフォーシームを捉え、高々と上がった打球は初速110.9マイル(約178.5キロ)、飛距離は394フィート(約120.1メートル)、角度42度の完璧なムーンショットだった。ベンチの同僚たちも驚きを隠せず、スタンドはMVPコールに包まれた。
参考動画
最近のジャッジの調子
先月は8月26日から9月12日までの16試合連続本塁打なしという厳しい時期を経て、13日(同14日)のレッドソックス戦で52号を放ち、その後21日からは5試合連発という勢いを見せている。特に、ジャッジはこのホームランで144打点に達し、今シーズンの打点ランキングでもトップを走っている。
ヤンキースのチーム状況について
チーム全体も好調で、スタントン外野手が2回に先制の27号ソロを放ち、さらに一挙6点を奪うなど、試合を圧倒した。MLB公式サイトによると、ジャッジとスタントンのアベック弾は今季14度目で、1961年のロジャー・マリスとミッキー・マントルに並ぶ球団のシーズン最多記録となっている。
試合日 | 対戦相手 | 結果 | ジャッジの本塁打 |
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8月26日 | オリオールズ | 10-1 | 58号 2ラン |
8月25日 | ロッキーズ | – | 57号 3ラン |
8月13日 | レッドソックス | – | 52号 – |
ジャッジの成績とMLBの競争
現在、ジャッジはリーグの本塁打と打点王争いで独走しており、2022年に自身が打ち立てたア・リーグ記録の62本にどれだけ迫れるかが注目される。彼の現在の本塁打数は58本で、大谷選手に5本差をつけており、今後の試合でさらなる記録更新が期待されている。
MVPコールの背景
試合後、ジャッジの活躍に対しスタンドからは熱いMVPコールが送られ、彼はその声援に応えた。ファンや同僚たちにとって、彼のパフォーマンスはまさに特別なものであり、シーズン終盤戦での彼の存在はチームにとって欠かせないものとなっている。
ジャッジが今後どのような記録を打ち立てるのか、多くのファンが目を光らせている。
まとめ
アーロン・ジャッジの5試合連続の58号アーチは、彼のキャリアとヤンキースチームにとって大きな意味を持つ瞬間であった。地区優勝を決めたこの試合は、彼のパフォーマンスの集大成とも言えるものであり、ファンにとっても忘れられない一日となった。
更なる詳細や最新情報については、MLB公式サイトをご確認ください。