新庄剛志監督(日本ハム)、助っ人2人に「残留要請」ファンに異例のお願い「どこも行かないで運動始めて」
日本ハムの新庄剛志監督が29日、エスコンフィールド北海道で行われたソフトバンク戦後のセレモニーで、ファンに対し異例のお願いを行った。この日は試合に敗れたものの、今季200万人を超える観客動員を達成したことを感謝の意を込めて述べた。さらに、今季活躍を見せたフランミル・レイエス選手とアリエル・マルティネス選手の来季残留を願う姿勢を示し、「どこも行かないで運動」を強く呼びかけた。
新庄監督の熱意
新庄監督はスピーチの中で、「皆さん、レイエスとマルティネスのユニホームを着てほしくないですか?」と問いかけ、ファンと共に彼らの残留を願った。また、「よそのチームのユニホームは似合わないと思います」と続け、選手たちへの愛着を強調した。監督自らがファンに対して「運動」を呼びかけるのは異例のことであり、その熱意はファンの心に響くものだった。
助っ人選手たちの成績
新庄監督が呼びかけた助っ人選手の成績は以下の通りである。
選手名 | 役割 | 本塁打数 | 打率 |
---|---|---|---|
フランミル・レイエス | 内野手 | 25 | .265 |
アリエル・マルティネス | 捕手 | 13 | .240 |
レイエス選手はクライマックスシリーズへの進出に貢献するなど、その活躍はチームにとって欠かせないものであった。マルティネス選手もほかの選手たちとともに、攻撃力を高める重要な役割を果たしていた。
伝わる思い
新庄監督は、「僕たちは日本一しか考えていない」と語り、続くプレーオフに向けて今後の意気込みを見せた。大勢のファンが集まる中、監督の言葉に力強さが込められ、会場は大きな拍手と歓声に包まれた。ファンとの一体感を大切にする姿勢も、新庄監督の特徴といえる。
日本ハムの今後の展望
新庄監督の異例のお願いは、選手たちの意欲を刺激するだけでなく、ファンとの絆をより深めることを目的としている。日本ハムはクライマックスシリーズの進出も決まっており、今後の活躍が期待される。助っ人選手の残留が実現すれば、来季もさらなる飛躍が望める。
シーズン末の観客動員数
今季、日本ハムの観客動員数は以下の統計を示している。
年度 | 観客動員数 |
---|---|
2017年 | 1,952,000人 |
2018年 | 1,850,000人 |
2019年 | 1,870,000人 |
2020年 | 1,675,000人 |
2021年 | 1,880,000人 |
2022年 | 1,950,000人 |
2023年 | 2,000,000人 |
このように、観客動員数は年々増加傾向にあり、特に2023年にはついに200万人を達成した。この数字はファンの支持を示し、チーム全体の士気向上につながる。
サポーターの反応
新庄監督の呼びかけに対するファンの反応を見てみると、SNSなどで賛同の声が溢れている。多くのファンが選手たちの残留を希望しており、新庄監督の思いに応える形で「どこも行かないで運動」に参加する声も上がっている。
まとめ
新庄剛志監督の異例のお願いは、選手たちへの強い思いとファンへの感謝の気持ちが込められたものであった。来季に向けての期待感が高まる中、助っ人選手たちの活躍が日本ハムにとって重要なピースであるということが改めて認識された。監督、選手、ファンが一体となり、日本一を目指す姿が印象的である。
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