【情報】巨人は4日、高橋優貴投手(27)と鈴木康平投手(30)に来季の契約を結ばないと通達したことを発表しました。これにより、今オフの戦力外通告は既に10人に達します。
高橋優貴選手のキャリアの振り返り
高橋優貴は茨城県出身で、東海大菅生高校から八戸学院大学を経て2018年のドラフトで巨人に1位指名を受けて入団しました。プロ入りからの成績は以下のようになります。
年度 | 試合数 | 勝敗 | 防御率 | 特筆事項 |
---|---|---|---|---|
2019 | 18 | 5勝7敗 | 3.19 | 先発としてデビュー |
2021 | 26 | 11勝9敗 | 3.20 | チーム最多先発 |
2022 | 11 | 1勝6敗 | 4.34 | 左肘手術後の復帰 |
2023 | 0 | 0勝0敗 | – | 1軍登板なし |
高橋は2019年から3年目には11勝をあげるなど、期待される選手でしたが、2022年には左肘手術を受けることになり、復帰後も成果を上げることができませんでした。
鈴木康平選手のキャリアの振り返り
鈴木康平は千葉県出身で、日立製作所から2017年ドラフトでオリックスに2位指名で入団。2023年5月にトレードで巨人に移籍し、成績は以下の通りです。
年度 | 所属先 | 試合数 | 勝敗 | 防御率 | 特筆事項 |
---|---|---|---|---|---|
2021 | オリックス | 14 | 1勝1敗 | 5.00 | プロ初勝利 |
2022 | オリックス | 33 | 0勝1敗 | 4.80 | 安定感を欠く |
2023 | 巨人 | 0 | 0勝0敗 | – | 1軍登板なし |
鈴木も、2023年には1軍での登板が無く、2軍ではそれなりの成績を残していたものの、巨人での起用には至りませんでした。
戦力外通告の背景
巨人は9月30日から始まった第1次戦力外通告で、すでに菊田拡和内野手など8選手に通告していたため、この日の通告で戦力外となった選手が10人目となります。チーム内での競争が激化する中で、結果を出せなかった選手が次々と戦力外となっている状況です。これに加え、左肘の手術を受けた他の選手も影響が出ています。
戦力外選手名 | 年齢 | 所属年数 | 特筆事項 |
---|---|---|---|
高橋優貴 | 27 | 6年 | ドラフト1位選手 |
鈴木康平 | 30 | 3年 | トレード移籍 |
菊田拡和 | 25 | 4年 | 内野手 |
その他の選手名 | – | – | 同様に戦力外通告受ける選手が多い |
チームへの影響と今後の戦略
巨人がこのような形で戦力外通告を行ったことは、チームの今後に影響を与えると考えられます。特に、高橋選手のようなドラフト1位選手が戦力外となることは、組織としての育成方針の見直しを迫られる要因でもあります。また、若手選手の育成や、新たな選手の補強戦略が今オフの大きなテーマとなるでしょう。
その他の発表と今後の展望
今後のシーズンに向けて、巨人は新たな補強や、若手選手の成長を促進するための戦略を練る必要があります。特に、育成選手やドラフトでの新たな才能を発掘し、次世代のチーム作りを進めることが急務です。
2023年のシーズンが進む中で、ファンは新たな選手に期待したり、既存の選手たちで新たなチームを作り上げていくことが求められます。
詳しい情報はこちら[Full-Count]でご確認ください。