平本蓮がドーピング疑惑を否定「一切やっていない。お願いした事実は全くない」

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9月2日、格闘家の平本蓮(26)が都内で緊急記者会見を開き、SNSで広がっていたドーピング疑惑を完全に否定した。平本は「自分の口から話したいと思ってこの記者会見を開きました」と語り、ドーピングについての事実を明確にする意図を示した。

平本の発言内容

平本は冒頭で、RIZINや朝倉選手、格闘技ファンに対して謝意を表しながら、以下のように述べた。

「自分は一切、ドーピングに関するようなことはやってもいませんし、自分からドーピングをお願いしたような事実は全くありません。」

彼が7月28日に行われた「超RIZIN.3」で朝倉未来に勝利したことが、今回の疑惑の発端となった。この試合前後に、平本がステロイドを使用したとの疑惑がSNS上で広がり、特にDEEPに参戦している赤沢幸典がSNSで平本にドーピングを指南したと告白したことが波紋を呼んだ。

平本の以前の行動

平本は、試合に向けた準備として慎重にサプリメントを選ぶことに気を使い、6月に他人から「風邪薬でもドーピングにひっかかるから使用しない方がいい」と助言を受け、サプリメントを使用しなかったと説明した。彼は以下のように述べている。

「アイルランドに行く予定だったが、右膝の靱帯損傷で一時は歩けないぐらい大きなケガをした。そのため、早めに日本に戻り、フィジカルトレーナーに相談しました。」

注射に関しては、「フィジカルトレーナーを信頼していたので数回使用しました」とし、ドーピング検査が問題ないとの指摘があったと強調した。

日付 出来事
6月 フィジカルトレーナーからドーピングテストに引っかからないようにサプリ使用を控えるよう指示
7月 ケガのため、注射を数回使用
8月 ドーピング疑惑がSNS上に広がる
9月2日 緊急記者会見を開催

赤沢幸典の告発

赤沢は自身のSNSで、平本が彼に相談し、ドーピングの方法を教えてほしいと依頼したと告白した。その内容は以下の通りである。

「平本がアイルランドの武者修行でフィジカル負けをしたことや朝倉未来戦の心理的重圧が大きかったことがきっかけでした。RIZINの尿検査で陽性が出ないドーピングの方法を教えてほしいという依頼に応える形で今回の件に至りました。」

これに対し平本は「赤沢の投稿にあった、ドーピングを教えてほしいということは一切ありません」と否定している。赤沢は以前からの信頼関係もあったため、平本が誤解を招くような言動をしてしまった可能性がある。

参考動画

RIZINの対応

RIZINの榊原信行CEOは、8月21日に行った会見で、ドーピングの検査体制について説明した。榊原は、以下のように述べた。

「大会当日に厳正なるドーピング検査を行っています。その検査結果がすべてです。」

平本の尿検体は米国の検査機関に送られ、結果が出るまでの経緯についても触れた。検査結果を待つ中で、平本は「検査結果が出れば、自分は必ず白だと思っています」と強気な姿勢を保っている。

検査内容 検査機関
尿検査 SMRTL(スポーツメディカルリサーチ&テイスティングラボラトリー)
検査方法 WADA基準に基づく

社会的な影響

この一連の騒動は、格闘技界全体に多くの影響を与えた。平本と朝倉の試合は、ファンの間で注目されており、両者の因縁がどうのように解決されるのかも焦点となっている。

さらに、平本が告白した内容は、格闘技界における選手たちの信頼関係やドーピング検査の重要性についても論争を呼び起こしている。

格闘技界におけるドーピングの現状

  • ドーピングのリスク: 違反に対する罰則が厳しくなっており、選手たちは慎重な行動が求められる。
  • 選手の信頼関係: 指導者やトレーナーとの信頼関係が崩れることで、選手にとってのリスクが増大する。
  • ファンの期待: ファンは選手に対して誠実な戦いを期待しており、これが選手たちに大きなプレッシャーをかけている。

平本蓮会見

現在の平本の立場

平本は、この騒動に対しても冷静な姿勢を保ち、自身の潔白をアピールしている。次の検査結果がどのような結論をもたらすかは分からないが、平本は今後も自身の信念を貫く意向を示している。

平本の発言や行動は、今後の格闘技界に大きな影響を与えることになるだろう。引き続き注目が集まる。

これからの注目点 内容
検査結果 近日中に発表予定
平本の活動 今後の試合やトレーニングにおいて、どのように影響されるか。
ファンの反応 ドーピング疑惑が今後の彼のファン対応に与える影響。

キックボクシング試合


<参考文献:デイリースポーツ>

平本の今後の動向に注目が集まり、果たして彼がこの騒動を乗り越え、再びリングに戻ることができるのか、多くのファンが期待を寄せている。

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